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(株)レイアンドカンパニー

「自らが開発した医療機器で難病に苦しむ子どもの患者さんに希望の光を」と語る株式会社レイアンドカンパニー代表取締役 見片三郎さんをお訪ねしました。

見片さんは、大学の経済学部を卒業後金融機関にお勤めになった後、医療機器・ヘルスケアの研究を独自に重ね、現在の株式会社レイアンドカンパニーを創業されました。創業当初は、メーカーの商品を販売する業態でしたが、自社製品の製造販売を目指し研究を重ね、医療補助製品のブロックを開発製造販売されました。現在では、大学との共同研究で開発された天然抗菌液「インフェシャット」をはじめとした身近なヘルスケア商品の販売や、超音波治療器や微弱電流治療器などの医療用機器などの研究開発及び製造販売をされています。(天然抗菌液「インフェシャット」は、平成18年に国立大学との共同研究で独自に開発した商品で、大きな抗菌性能を有しており、アミノ酸やミネラルなど体に有用な天然の成分で構成され、アルコールを使用していないため様々な年代の方に安心して使っていただくことができるそうです。)

今、レイアンドカンパニーさんが力を入れておられるのは、大学病院と提携して進めておられる小児一型糖尿病や筋ジストロフィーなどを患う小さな患者さんに有用な仕組みが構築された医療機器です。現在、非常に良い結果が得られており、実用化に向けて着実に進んでおられます。見片さんは、これを成功させることで病気に苦しむ小さな子どもやその家族に希望の光がともると力強く語って下さいました。

株式会社レイアンドカンパニーさんの玄関には樹齢400年を超える大きな戦国山茶花の木があります。山茶花の花言葉「ひたむきに」は、真摯に研究開発に取り組まれる見片さんと重なるように思いました。